海街diary 2 (2) (フラワーミックス)吉田秋生 ¥ 530 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
海街diary 2 (2)... | |
| 1巻は正直、半端な出来だと思ったし、そうレビューに書いて広範な反発をいただいたが、2巻はこの作者の本来の実力がきっちり発揮されたなかなかの出来だ。ただ、「ラヴァーズ・キス」は1995−1996という、まだまだ携帯電話機が1台5万円もするような時期の作品だったので、今巻で携帯メールや折りたたみ型携帯電話機を重要な小道具に使ってしかも藤井トモアキ君が活躍している点には違和感を覚えた。95年にはまだ電子メールの送受信が出来る携帯電話機は無かったし・・・。待ちに待った、第2巻 今度のテーマは「真昼の月」 ラヴァーズ・キスに登場した人物もでてきて、 これから実家の本棚を捜索に行きますよ。 この手の叙情系、ほんっとうに吉田秋生さん、 うまいなぁ。。。 しかし、三姉妹の母、なかなかやりますな(笑待ちに待った「蝉時雨の頃」の続編「真昼の月」。 この印象的な題名も、海街diaryの文学的な側面を強調している。 鎌倉を舞台に、「ラヴァーズ・キス」の続編としての含みがあるものの、 主人公達、異母姉妹の4人を中心に、それぞれの恋物語、視点を交えて 「思春期の少女」から「大人の女性」への成長を様... | ||
海街diary 1 蝉時雨のやむ頃吉田秋生 ¥ 530 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
海街diary 1 蝉時雨... | |
| 失敗作「イヴの眠り」のあと、作者はどこへ行くのかと心配したが、「ラヴァーズ・キス」の舞台、鎌倉に戻ってきた。ハードボイルドに疲弊した(と私には思える)作者にとって、それはリハビリという意味で、正しい選択だったと思う。1・2巻を続けて読む。 両親と生別・死別した三姉妹のところへ、母親の異なる、両親を失った中学生の妹・すずが同居することになる。鎌倉の古い家での共同生活と、どこにでもあるような日常の事件。本当は精密に計算された、現実にはありえない設定なのだが、それを意識させない運びはさすがである。よくできたフィクション=ドラマのお手本のような作品であり、いずれ映像作品が生まれるのろう。物語中もっとも不安定な存在であるすずの健気な可愛さが光る。次第にすずが主人公のようになっていくのは致し方ないが、四姉妹(「細雪」!)のバランスを今後もうまく保ってほしいと私は思う。 上質な小説に似た読後感がある。人々が互いに思い遣ること、支え合うことの大切さを描いているように思う。「真昼の月」が出たので、読み返してみました。 なんとも稚拙な言葉しか思い浮かびませんが、すばらしいの一言につきてしまいます。 ... | ||
ラヴァーズ・キス (小学館文庫)吉田秋生 ¥ 630 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
ラヴァーズ・キス (小学館... | |
| 吉田秋生といえば「BANANA FISH」や、「YASHA」「吉上天女」などのサスペンスタッチのものが多いように感じますが、この作品は高校という空間の中で、いろいろな形の愛に悩む人々を描いています.同性愛、近親相姦、セシャルハラスメントなど話題は重いのですが、あっさりとしたタッチで読ませてくれます.じんわりと心に響く良作です。「BANANA FISH」以後、作風が激変した吉田秋生。 「YASHA」「イブの眠り」と、「BANANA FISH」的な作品が多い中で、本作は"かつて"の雰囲気を持った珍しい作品(最新作「海街diary」もその系譜に近い、原点回帰か?)。 面白いのは、若い頃の作品より若々しさがあることか。 むしろ昔が老成しすぎていたのかも・・・まるで「カリフォルニア物語」のヒースよろしく、どことなくヒネた作風ではあったし。 初見で驚いたのは、本作のトリッキーな構成。 だが、それだけの作品というわけではなく、読み返すとそれぞれのドラマがきっちり組み合わさっており、このあたりの構成力は流石だなーと。 とりたてて派手な作品ではないけど、じわりとくる深みがある作品ですね。 鎌倉の高校と... | ||
櫻の園 白泉社文庫吉田秋生 ¥ 530 通常3〜4日以内に発送 ★★★★★ |
櫻の園 白泉社文庫 | |
| あのぎこちないキスは今はもう二度とできない。 けれど、あのぎこちないキスをした自分たちを、忘れることなんて決してできない。 あれから10年経って、大人になった変わってしまった自分たちが失った何かへの哀惜の念に強く駆られる。 私はリアルタイムで読むより、「あれから10年経った」ような人が読んだ方が良いと思います。 この作品は、あの頃の自分を取り巻いていた世界を、その中にいた自分を思い出させてくれて、また同時に、あの頃から今までに私ちそれぞれが失った何かというものを私たちに気づかせてくれると思います。 それは言葉では説明できないものですが、私たちの心がその何かをきっと思い出します。 名作ですね。櫻に囲まれた古風な女子校の少女達の連作マンガ。 櫻が咲く頃、それは別れと出会いの時期であり、 一つ大人になる、胸騒がしい時期でもある。 そんな季節に、櫻の園を演じる演劇部の少女達は それぞれに、それぞれの痛みを抱え、すれ違いながら重なり合う。 そんなお話です。 名作はいつ読んでも良いものです。 10代の頃は石器時代位遥かに遠く思える私ですが、 久々に読んで、やっぱりいいなあとしみじみしました... | ||
ハナコ月記 (ちくま文庫)吉田秋生 ¥ 735 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
ハナコ月記 (ちくま文庫) | |
| 〜吉田〜〜 秋生のまた違った冷めた感覚を見ることが出来る作品。とても頭のいい冷たいけど心に残る他の作品とは違い、男と女が共に生きて行く様をとても現実的に描写しています。でも、やっぱりなんかほのぼのする部分があって何度でも読んでしまいました。女のせこくてだらしなさとか男の情けないけど賢いところとか…『なんだかなぁ』という部分を短編で綴〜〜っています。やっぱり、うまいなぁ〜〜〜と思いました。〜88年から94年にかけて雑誌「HANAKO」に不定期に連載された吉田秋生のエッセイ的漫画。連載されていた当時はこれを読みたくて「HANAKO」を買っていたくらい。だが月1回程度でしか掲載されてなく(このため、“日記”ならぬ“月記”というわけです)、最新号に掲載されているかどうかで一喜一憂していた覚えがあります。単行本で出版されましたが、この文庫化にあたって単行本未収録分も収録されているようです。イラストレーターのハナコさん(26)とサラリーマンのイチロー君(27)の同居カップル。買い物、デート、食事のことや家事などの普段のささいなことから、誕生日・クリスマスといったイベントでのプレゼントの話、海、テ... | ||
吉田秋生The Best Selection (フラワーコミックス)吉田秋生 ¥ 490 通常24時間以内に発送 |
吉田秋生The Best ... | |
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河よりも長くゆるやかに (小学館文庫)吉田秋生 ¥ 660 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
河よりも長くゆるやかに (... | |
| 今更ながら改めて良い漫画です。 今(2008年現在)ほど、日本の漫画文化が評価されていない時代に描かれた、確実に今の「日本漫画」の礎となった吉田秋生と云う作家(漫画家と云うより作家の方がしっくりきますね)の名著だと思います。 今読むと流石に時代を感じますが、それでもやっぱり男女の性、家族、友情…が、しっかりと描かれていて本当に日本漫画の水準の高さを再確認出来る作品です。すごくいい作品。 これで吉田さんを知ってもっと読もうと思いました。 米軍キャンプの近くで育った高校生や、外人たちの雰囲気はお洒落だし、 その一方で様々な問題やいさかいも抱えていることが描かれます。 でもゆるやかに、彼らは成長するのです。 少女マンガのジャンルだけど、男の子に読んでほしい作品。 こういう骨太なマンガを描ける少女マンガ家は希少です。ただただ、面白いです。でも彼らの後ろに流れる物は少々複雑で重いです。これだけ読むと、作者が男か女かわからなかったです。男の子は女の子より繊細なのかもしれないなあ、と思ったのでした。辛くても明るさが翳らない彼らが好きです。みのまらまんじゅうって本当にあるのかな?表面的には単なる「お... | ||
夢みる頃をすぎても (小学館文庫)吉田秋生 ¥ 610 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
夢みる頃をすぎても (小学... | |
| 吉田秋生(あきみ)と言う人は、不思議な漫画を描く人だな。 初出を見ると、少女コミックばっかしだから、女流漫画家、と言うことになるんだけど、僕はかなり好きです。 どの作品も懐かしい風景で、少し胸がきゅんとなるような甘酸っぱい気持ちになります(あああ、50過ぎたおっさんの言うことではないですが!)。 この作品集では、特に前半の「楽園のこちらがわ」「楽園のまん中で」がいいです。 不思議な人だなぁ。男の心理を実にうまくつかんでいる。そんな作品を少女コミックに載せるところが面白いね。 〜この人の青春時代と私のそれとがだぶっているのだろうか。どの作品もやけに懐かしい感じがする。それと、「ジュリエットの海」に出てくるバッハのコラール。自身アマチュア音楽家として何度も演奏している曲ではあるが、こんなイメージと結びつくと切なくて演奏できなくなりそうだ。あくまでも個人的なことだけれど、多分他の人が読めば他の人にとっての個人〜〜的なことに行き着くのかも知れない。それがこの人の深みだと思う。〜好きな人と思いが通じて、ハッピーになったはずなのに、どこかひとすじ流れるさみしい気持ちが、初めて読んだ当時とどんぴし... | ||
吉祥天女 (2) (小学館文庫)吉田秋生 ¥ 630 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
吉祥天女 (2) (小学館... | |
| 主人公、叶小夜子が美貌と超能力ともいえる頭脳で自分をおびやかす人々を裁いていくという、一読すると痛快活劇のような話。 しかしその本質は、小夜子の凄まじいまでの攻撃性と保守性を17才という少女のなかでもてあまし、 最後は小夜子自身が思い描いていたと思われるシナリオとは少し違う結末を迎えてしまう… 女だから男より弱いという固定観念(現代にはもうあまりないけど)を見事に覆すこの作品。 年相応の傷つき易い心を持つ友人を羨ましく思う反面、強靭な精神力で自分の置かれている弱い立場から一転、 自分と自分の家を守った小夜子。 強い女の理想像そのものだが、決して幸せと言えない所に物語としての公平性がある素晴らしい作品。(上下巻合わせてのレビューとなります) この本は、吉田 秋生のコミックの中でも最高傑作の一つではないでしょうか。 上巻は、どちらかと言うと、従来の吉田の学園モノ風に、しかし若干の下巻のドラマを予感させながら進み終わります。 少しずつ、いつもの吉田の作品と異質の、なにかオトナの黒さが、主人公の少女を仲介にかもし出され、後半に興味が湧きます。 下巻は、とてもダイナミックに進む。... | ||
吉祥天女 (1) (小学館文庫)吉田秋生 ¥ 610 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
吉祥天女 (1) (小学館... | |
| 小夜子には、結局多少不思議な力があったのかな?その辺がちょっと微妙。読者の想像にまかせるって感じなのだろうか。。。結構読者の想像にまかせる感じが他にも色々あったのが、すこーし不満かも。もうちょっとほっさげて、描いてほしかったかも!同性の目から見ると格好よく見える小夜子だけど、男からみると、怖い。なんか、すごい納得しちゃった。小夜子はたちまわりも強いけど、どーしてあんなに強いのかな。そこも知りたかったわ。そして小夜子が家を出ていた理由って、例の火事が原因だったの?そこも微妙。。。祖父母が小夜子を好きだった理由もはっきりとはわかんなかったし。読んだあとも疑問がたくさん残ったわ。男という性に復讐する小夜子。小夜子をおぞましいとは思えないし、残虐な行為に清々しさを感じるこの自分も、彼女に似た部分を持っているのかもしれない。きっと男という性を憎んでいる。女の武器を行使しても、女という性に甘んじきれない。小夜子は永遠に孤独な天女のまま生きていくだろう。でもそれは、彼女の境遇からくる精神的な強さのためではない。吉田秋生の他の作品には出てこないタイプのヒロイン「小夜子」は、やけに落ち着き払った和風美... | ||
きつねのよめいり (小学館文庫)吉田秋生 ¥ 630 通常24時間以内に発送 ★★★★ |
きつねのよめいり (小学館... | |
| 大好きな吉田秋生の短編集。 吉田の作品には、男性同士の微妙な関係(必ずしも性的なものだけではなくって、父と息子や兄弟の関係)をあつかったもの、そしてバイオレンスアクション、それに高校生の世代の(特に男子の)日常と成長期、さらに、幻想的あるいは擬人的な寓話と言う格好に分類できるのかしら。 本書に集められたものは、基本的にこの最後の幻想的な寓話的なものに分類されるものが主です。 私はどちらかと言うと、高校生の世代の日常と成長期、学園もの、と言う感じが好きなんですが、気軽に手に取るには本書のようなテーマも楽しい。 根本に深い人生への悲しみ、と言った風はないけれど、何気ない日常の描写にヒトというものへの優しい眼差しがある。 そんな気がします。吉田秋生という作家は、昭和53年から55年の間に、急成長したらしい。この短編集には昭和52年から57年の作品が収録されているが、55年以降の作品(「風の歌うたい」「十三夜荘奇談」「きつねのよめいり」「さしきわらし」)はそれ以前の作品に比べて作者の視点にブレがなく、この人ならではの個性が確立されており、他を圧してすばらしい(より古い作品も悪くはないが、まだ... | ||
カリフォルニア物語 (1) (小学館文庫)吉田秋生 ¥ 610 通常24時間以内に発送 ★★★★★ |
カリフォルニア物語 (1)... | |
| 是非、読んでもらいたい作品です。 吉田さんは二十歳でこの作品を描いたのですが、文句のつけどころがない ヒースの人間味溢れる姿に共感してしまう色々な物、物事、人間をよく見て感じているからこそ描ける話でしょうね 吉田さんの作品に無駄な作品はないので、読んで感じてずっと残るものがあるはず。星ひとつ減らしたのは途中からヒース達の容姿が変わっちゃったから それでも、最後まで読ませちゃうのが吉田さんの才能だったりたくさんの名作を書いてきた、吉田 秋生さんの、原点と思います。 リアルタイムでこれを読んだときは、本当にびっくりでした。 いいのか、少女漫画でここまでと、ショックに打ち震えましたよ。 今のようにBL花盛りの時代ではありませんでしたから。 それはさておき、今読んでも、名作ですね。 最近、桐野さんの「メタボラ」読んだのですが、なんか相通じるものがありました。 若さゆえの純粋さ、若さゆえのずるさ、若さゆえの情けなさ・・・ でも、それがきらきらと輝いてます。 是非、今の若い方たちにも読んで欲しい名作です。 「女と寝るのはなかなかやっかいだ」 「うんざりするほどあの文句を繰り返さ... | ||
カリフォルニア物語 (4) (小学館文庫)吉田秋生 ¥ 610 通常24時間以内に発送 ★★★★ |
カリフォルニア物語 (4)... | |
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カリフォルニア物語 (3) (小学館文庫)吉田秋生 ¥ 610 通常24時間以内に発送 |
カリフォルニア物語 (3)... | |
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カリフォルニア物語 (2) (小学館文庫)吉田秋生 ¥ 610 通常24時間以内に発送 |
カリフォルニア物語 (2)... | |
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桜の園 (Jets comics)吉田秋生 ¥ 714¥ 1 |
桜の園 (Jets com... | |
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夢の園―カリフォルニア物語番外編 (プチフラワーコミックス 吉田秋生傑作集 2)吉田秋生 ¥ 509¥ 1 |
夢の園―カリフォルニア物語... | |
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無敵のライセンス―青春サバイバル・マニュアル (コミックパス)吉田秋生 ¥ 1,325¥ 85¥ 2,000 |
無敵のライセンス―青春サバ... | |
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ラヴァーズ・キス (2) (別コミフラワーコミックス)吉田秋生 ¥ 407¥ 1¥ 300 ★★★★★ |
ラヴァーズ・キス (2) ... | |
| 「蝉時雨の〜」を読むまで忘れ果てていたが、改めて読み返すと笑える笑える。いや、朋章と里伽子がそれぞれ抱えているものは笑い事ではないのだが、このカップル以外はぜーんぶ、好きになってはいけない人を好きになっているのだ。舞台が鎌倉だからオシャレに仕上がっているが、これはコメディーだ。 個人的にファンなのは、朋章の後輩、ピアノと駆けっこと落語が得意な鷺沢高尾クン。後輩のオオサカ(男だ)から告白されて正気を疑うが、実は自分も朋章に惚れているという矛盾を抱えた彼がとってもかわいい。 これからこちらを読む方は絵柄が変わっていて戸惑うかもしれないが、「蝉時雨〜」のマサの兄ちゃんがオオサカ、風太の姉ちゃんが美樹さん、兄ちゃんがテルさんである。 蛇足。里伽子の得意曲、美樹さんが彼女に惚れるキッカケになったベートーベンの「テンペスト」は、いい曲ですぜ。たたみかけてくるようで、気分によっては怖い時あるけど。いや、単純に(笑)では説明できなくて。さまざまな価値観、同性愛などを認める広い心が著者の最大の強さだと思う。それを結局ちゃかして、ユニークなものとして扱うのだが、そのそこには、真剣なまなざしが垣... | ||
カリフォルニア物語 (8) (フラワーコミックス)吉田秋生 ¥ 378¥ 135 |
カリフォルニア物語 (8)... | |
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